アート指導実施レポート〜2021年度あすなろ高等専修学校(クラーク記念国際高等学校連携校)美術1

2022年4月4日月曜日

アート指導 レポート 出張ワークショップ

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2021年4月より1年間、妹尾恵依子(アートスペースからふる理事長)と蔵多優美(ノカヌチ、アートスペースからふる外部スタッフ)の両名により、あすなろ高等専修学校(クラーク記念国際高等学校連携校)1年生に向けた美術1の授業を担当させて頂きました。
2人とも高校での一斉授業は初めての体験でしたので驚いてばかりの1年でしたが、大変良い経験をさせて頂いたと思っています。

「描画の上達を図るのではなく鑑賞の能力を高めたい」という思いが妹尾、蔵多には共通してあり、そこに重きを置いた授業を展開していきました。
鑑賞教育は現在の美術教育においてあまり重点を置いている分野ではありませんが、社会に出る前の彼らに我々が伝えられるものは何かと言えば、美術を愛する気持ちなのではないかと思い、それを重点的に行いました。





2人で作り生徒たちと共に実施してきた数々の授業は我々の宝物となりました。またその集大成として学年末に今までの作品を展示させて頂き在校生や先生方、保護者の皆様に見て頂けたことは彼らの良い思い出として残せたのではないかと感じています。

「絵は上手くないけど美術は好き」と言ってもらいたい。

果たしてそう思ってくれた人が何人になったのかはわかりませんが、少しでも美術を好きになってくれていれば良いなと思っています。

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