鳥取聾学校の美術指導に伺いました。
中学部2年生が切り絵、1年生が紙粘土の制作を行いました。
2年生の切り絵では、作品に使いたい画像を事前に選んでもらい、当日は切り絵ができるように加工していきました。マンガのキャラクターを選んだ人は、切り取るところと残すところのコントラストを考えるのが難かったようですが、自分で考えて工夫していきました。列車の風景を選んだ人はまずはえんぴつで線を描き、それを太いぺんでなぞることで図柄を作っていきました。細かい線が集まるところは大変難易度が高かったのですが、がんばって切っていきました。二人ともとても素敵な作品ができました。
1年生の紙粘土を使った制作では、白色の粘土と赤青黄黒の絵の具を使って色づくりをすることが大きな目的でしたので、はじめに色相環の説明をして、何を混ぜれば思う色が作れるかを簡単に説明しました。その後は作りたいものを自由に作ってもらいましたが、二人ともアイデアが豊富で次々とイメージを形にしていかれました。集中して黙々と、こちらも驚くほど繊細な作業をされていたので、是非今後も作ってもらいたいなと思いました。
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