出張ワークショップレポートinからふる〜鳥取県智頭町・久志谷児童館〜

11月6日(月)、智頭町立 久志谷児童館の皆さんがからふるにお越し下さり、紙漉きのワークショップを体験されました。

今回はからふるオリジナルの漉き型を使い、和紙マスコット作りを行いました。金魚すくいで使うポイのようなPOPな紙漉き道具は、アーチスト前田龍一さんのコミカルな動物の作品をもとに作成した、からふるオリジナルの漉き型です。また、材料となる和紙は、書道用紙を生成する時にできる捨てられる原料をリユースしています。

ワークショップに入る前に、鳥取は因州和紙の産地として有名であることや、和紙の原料について簡単に説明をしました。紙漉きは今回が初めてという皆さんは、目をキラキラさせて説明を聞いて下さいました。

いよいよ制作が始まると、様々な漉き型の中からどの形を選ぼうかと、皆さん真剣そのもの！原料をすくい、水を抜き、型から取り出して乾かす工程を、一人一人全員に体験してもらいました。

和紙マスコットを作った感想をお聞きすると、「紙漉きは初めてだったけど、楽しく作れた。」「水に溶かした和紙の原料は柔らかくて手触りが気持ちよく、ずっと触っていたくなった。」「漉き型から取り出すのが難しかったけれど、何度も挑戦して頑張って上手く作れた。」と、皆さん満足した表情で語られていました。

今回のワークショップを通して、鳥取の伝統工芸品である因州和紙の魅力を身近に感じて頂ける機会になれば幸いです。

ワークショップのご希望は、アートスペースからふるへお問い合わせください。出張対応でも、からふるへお越しいただき実施でも、ご相談可能です！