2025年7月4日(金)に行われる「地域福祉県民講座第47回緑陰大学」へ登壇のため鳥取入りされた、社会福祉法人愛成会の小林瑞恵さんが、当事業所を見学されました。
小林さんは「NAKANO街中まるごと美術館!」などの企画でアートディレクター/キュレーターとしてご活躍されていましたが、この度社会福祉法人愛成会の理事長に就任されたばかりで来所いただきました。準備中の企画展「Colorful ZOO 2」を見学していただき、作者の人となりをご説明すると、一人一人に対して関心を寄せて下さいました。
制作スペースでは握手の好きな愛菜さんが小林さんとしっかり手を握り、描いたばかりのイラストを見ていただいて嬉しそうにされていました。
地域福祉県民講座第47回緑陰大学では、200名近くの福祉や教育関係の方々が聴講にこられていました。小林さんは基調講演「アートが創る地域共生社会」で、今まで企画されたアートディレクションを例に、アートを通じて社会に参加する障がい者とそれをとりまく人々の変化などについてお話されました。パネルディスカッションでは、石田陽介氏(鳥取大学 地域価値創造研究教育機構 地域未来共創センター 准教授)の進行で、小林さんと、尾崎信一郎氏(鳥取県立美術館館長)、北村康弘氏(社会福祉法人もみの木福祉会 支援係長)と理事長の妹尾恵依子が障害をもって作品を発信する側と、障害をもって受け取る側のそれぞれの立場へのアプローチについて意見を交わし合いました。
また会場にはあいサポート・アートセンターによる鳥取県立バリアフリー美術館収蔵作品の体験コーナーやレプリカ展示も行いました。ご聴講の皆様がこれを機に障害とアートについて関心を持っていただけたら嬉しいです。
小林さんのお人柄に触れ、沢山お話したくなり時間が足りないほどでした。
良いご縁を頂きました社会福祉法人鳥取県社会福祉協議会の皆様ありがとうございました。
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