山村和弘「光の仏像」をトークイベントで展示していただきました

2022年8月2日火曜日

NEW TRADITIONAL アーチスト イベント レポート

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一般財団法人たんぽぽの家さまからのご依頼で、山村和弘「光の仏像」をイベントで展示していただきました。

7月23日(土)、たんぽぽの家(奈良)理事長の播磨さんと、應典院(大阪)の住職、秋田光彦さんによるトークイベント「仏教とケアの文化」が開催され、会場となった奈良公園バスターミナル内のレクチャーホールに作品を展示していただきました。

会場のガラスの向こうは奈良公園で、設営の準備中に自然光が差し込み、仏像がきれいに浮き上がる場面も。改めて因州和紙の持つ魅力と、山村さんの作品の力を感じます。「光の仏像」の会場での評価も高かったとのこと。このような機会をいただき、大変光栄です。


本作品は、たんぽぽの家さまが令和3年度文化庁委託事業として実施された「ニュートラin鳥取」の中で、デザイナーの川﨑富美さんに山村さんの作品をディレクションしていただいたものです。因州和紙の「透かし漉き」という技法で作られており、伝統工芸士である中原商店さん(青谷町)が製作して下さいました。原画を基に型紙を作って漉くことで、和紙の厚みの違いで模様が光に透けて見えます。

今年は、からふる側で光の仏像を商品化する取り組みを行っています。こちらについてはまた後日報告していきますので、お楽しみに(^^)/

NEW TRADITIONAL展in鳥取「和紙という銀河から、届く光」


「NEW TRADITIONAL」は、障害のある人とともに、伝統工芸をとおして新しいものづくりのありかたや、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。ものをとおしてつくり手、つかい手、つたえ手が垣根をこえて交流し、語りあう場をつくります。
今回は因幡国を舞台に、地元の障害のある人たちと因州和紙(いんしゅうわし)の可能性をひろげる実験に取り組みました。その様子を展覧会とトーク、ワークショップで紹介しました。
この取り組みをぜひご覧ください。

これまでの取り組みの様子はこちらのページから!

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